自死者10年連続で3万人超す
2007年の自死者がまた3万人超だった。10年連続となった。人数は3万3093人で
過去2番目に多い。警察庁が6月19日に発表した。
- 60歳以上の高齢者や、働き盛りの30歳代がいずれも過去最多だった。
- 原因別では、健康問題、経済・生活問題、家庭問題、勤務問題の順である。
- 健康問題の内訳では、うつ病が6060人で最多。このうち30歳代が996人、40歳代が940人。
- 勤務問題の内訳は、多い順に「仕事疲れ」、「職場の人間関係」で、いずれも30歳代が3割弱を占めて最多だった。
- 都道府県別では東京3047人、大阪2241人、神奈川1845人。
10万人当たりの自殺者数では山梨(39人)が最悪だった。
- 男女別では、男性が2万3478人、女性が9615人。
- 若者、子どもの自殺も多く、20歳代は3309人、19歳以下は548人で、小学生は8人、中学生は51人、高校生は215人だった。
9年連続=2006年